政治
東京で共同宣言 李洪九元首相と中曽根元首相
Write: 2018-06-16 14:24:41 / Update: 2018-06-16 14:24:41
韓国の李洪九(イ・ホング)元首相(84)と日本の中曽根康弘元首相(100)が15日、東京のホテルで、韓日関係の発展のための共同宣言、「韓日が共有する5つの価値とビジョン」を発表しました。
この宣言は、ソウル国際フォーラムと中曽根康弘世界平和研究所が共同主催した「第9回東京・ソウルフォーラム」で発表され、日本から30人あまりのマスコミ関係者が出席しました。
2人は、この共同宣言で「韓国と日本は1965年の国交正常化以降、さまざまな分野で密接な協力関係の構築を目指し、ともに歩んできた」とし、「民主、平和、人権、法の支配、自由という、共有する五つの価値にのっとり、関係をいっそう発展させていく必要がある」と語りました。
中曽根康弘元首相は、宣言の後、「日韓両国は今後も継続的な努力を傾ける必要がある」と語り、韓日関係の重要性を改めて強調しました。
一方の李洪九元首相も「日本は重要な価値を共有する隣国として非常に重要だ」と述べました。
李洪九元首相は、金泳三(キム・ヨンサム)政権時代の1994年から1995年まで首相を務めたほか、韓日関係に貢献した功労を認められて日本政府から旭日大綬章を受章しており、 中曽根康弘元首相も韓国と親しい代表的な政治家として知られています。
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