大統領直属の北方経済協力委員会は18日、2回目の全体会議を開き、「新北方政策4大目標および14大重点課題」を議決しました。
それによりますと、韓半島を縦断、ロシアを経てヨーロッパまで鉄道を連結することを前提に、まずは韓国側で途絶している江陵-猪津間の鉄道を復旧することにしました。
また、南北とロシアを結ぶ天然ガスパイプラインや電力供給システムの連結も前向きに妥当性を検討していくことにしました。
新北方政策は北韓の非核化や南北関係改善を前提に、南北だけでなく中国やロシアとも経済協力を拡大していくという経済政策です。
北方経済協力委員会は文在寅大統領の新経済構想を進める中心の役割を果たすことになっていて、北韓の非核化が順調に進めば、文在寅大統領の北方経済協力政策が活気を帯びるものと予想されます。