73年間続いた韓国駐留アメリカ軍の龍山駐屯が終わり、平沢基地の時代が本格的に始まります。
ソウルの龍山基地から移転する韓国駐留アメリカ軍司令部の新庁舎の開館式が29日、ソウルの南にある京畿道(キョンギド)平沢(ピョンテク)のキャンプ・ハンフリーで行われます。
国防部が21日に明らかにしました。
韓国駐留アメリカ軍は1945年、日本軍の武装解除や治安維持のため、竜山で駐屯を始めました。韓国とアメリカは2003年、各地に点在する在韓米軍基地を平沢に移転することで合意し、そのうち、在韓米軍の主力で地上軍を指揮する第8軍司令部は去年7月、龍山基地から平沢基地に移転しています。
これにより、在韓米軍が駐屯を始めてから73年、第8軍司令部が創設されてから61年で龍山基地の歴史が終わることになります。