1965年の韓国と日本の国交正常化の際に日本との交渉を担当した金鍾泌(キム・ジョンピル)元国務総理が23日、死去しました。92歳でした。
金鍾泌氏は、故朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領の側近として、1961年5月の軍事クーデターに参加し、朴元大統領とともに韓国と日本の国交正常化を推進しました。
そして1980年代以降は、金泳三(キム・ヨンサム)、金大中(キム・デジュン)両元大統領とともに、いわゆる「三金政治」時代を築きました。
また初代の韓日議員連盟会長を務めるなど、日本との間に太いパイプがあったことでも知られています。