高齢者問題を扱う国際機関がソウルに設置されることになりました。
韓国国家人権委員会の関係者によりますと、ASEM高齢者人権センターが26日、ソウルのグローバルセンターで開所式を行います。
ASEM高齢者人権センターは、2014年10月のASEM首脳会議で設立に合意し、準備が進められてきました。
高齢者問題に共同で対処していくための国際機関で、高齢者問題の解消、高齢者の人権保護などのための政策研究を進め、加盟国間で情報を共有することになります。
センター長に就いた任洪宰(イム・ホンジェ)氏は、高齢者の貧困、高齢者に対する虐待など、多様な高齢者問題について国際協力を進めていきたいと述べました。