地球温暖化の影響で海水の温度がおよそ1度上昇したことで、タラなどの寒流魚の漁獲量が大きく減ったのに対して、イワシなどの暖流魚の漁獲量は大きく増えたことがわかりました。
代表的な寒流魚とされるタラの漁獲量は、1970年に1万3000トンあまりだったものが、去年は1トンと急激に減りました。
これは、韓国の東の海、東海の海水温が上昇し、タラが北太平洋に移動したのに加え、中国漁船の違法操業などにより稚魚が乱獲されたことが原因とみられます。
韓半島周辺の表層の海水温は過去50年間、世界の平均の2倍以上の1度1分上昇しました。同じ期間にサンマの漁獲量も30分の1に減少しました。
これに対して、イワシやアジなどの暖流魚の漁獲量は大きく増えました。
これまで、南東部の慶尚南道(キョンサンナムド)沖で主に水揚げされていたイワシは、最近では、中部の忠清南道(チュンチョンナムド)沖でも獲れるようになりました。アジの漁獲量は東海で100倍以上増え、サバの漁獲量も3倍ほど増えました。
全体の水揚げ量は1996年にピークとなって以来、減少を続けています。