韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が来月2日、タイを訪れ、韓タイ外相会談を行うことになりました。
外交部の報道官が26日、定例の会見で発表したところによりますと、康長官は来月2日、バンコクを訪れ、プラユット首相を表敬し、ドーン外相と会談するということです。
この報道官は、「ことしは韓国とタイが国交を樹立して60年となる節目の年だ。康長官は会談で、韓国政府の新南方政策や韓半島政策について、来年のASEAN=東南アジア諸国連合議長国のタイに支持を呼びかける方針だ」と説明しました。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が掲げる新南方政策は、ASEAN=東南アジア諸国連合各国との関係をアメリカ・中国・日本・ロシアの4大国並みに格上げするものです。
康長官のタイ訪問は、ことし5月のドーン外相の韓国訪問の答礼として行われるものです。