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政治

在韓米軍司令部 平沢に移転

Write: 2018-06-29 14:16:34Update: 2018-07-06 18:17:43

在韓米軍司令部 平沢に移転

Photo : YONHAP News

韓国駐留アメリカ軍司令部が73年間、ソウル中心部の龍山(ヨンサン)に構えていた庁舎を、ソウルの南にある京畿道(キョンギド)平沢(ピョンテク)に移しました。
韓国駐留アメリカ軍司令部の開館式が28日、 平沢のキャンプ・ハンフリーで開かれました。
開館式には、宋永武(ソン・ヨンム)国防長官とビンセント・ブルックス韓国駐留アメリカ軍連合司令官ら300人あまりの関係者が出席しました。
新しい庁舎は、4階建ての本館と2階建ての別館からなり、敷地面積は24万平方キロメートルと、アメリカ軍の海外駐留基地のなかでもっとも広いものです。
アメリカ軍は、韓国が日本の植民地から独立した直後の1945年8月、日本の沖縄に駐留していたアメリカ軍兵力を龍山に移動させ、駐留を始めました。
地上軍のアメリカ陸軍第8軍司令部は去年7月にさきに平沢に移転していて、韓国駐留アメリカ軍司令部と国連軍司令部は、年末までに移転する予定です。
ただ、韓米連合司令部は、国防部に移転する案が検討されています。
トランプ大統領は、韓国駐留アメリカ軍の撤収の可能性を示唆していますが、韓半島に平和体制を構築するうえで、韓国駐留アメリカ軍の役割はさらに重要になるという見方も出ています。
休戦協定から平和協定にシフトする過渡期といえる時期に、韓半島の安全保障状況をより安定的に管理する必要があるためです。
韓国駐留アメリカ軍は、韓半島に平和体制が構築される場合、「北東アジア平和維持軍」といった形への役割の変化があるとみられます。
また、アメリカにとって、中国をけん制し、北東アジアでのアメリカの影響力を維持し、強化するためのベースキャンプとして、キャンプ・ハンフリーの戦略的重要性がさらに増すという見方も支配的です。

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