韓国の労働者3人に1人は、1週間の労働時間が49時間を上回る長時間の労働をしていることがわかりました。
韓国銀行によりますと、2015年現在、1週間の労働時間が合わせて49時間を越える労働者が占める割合は32.3%に上りました。
世界の主要国のなかで、1週間の労働時間が49時間を越える労働者が占める割合がもっとも低いのはドイツの9.3%で、続いてイタリア9.9%、フランス10.5%、イギリス12.2%などの順となっており、日本は20.1%でした。
また、1年間の平均労働時間でも、韓国は2024時間に上り、OECD=経済協力開発機構の平均の1759時間を大きく上回りました。
世界の主要国のなかで、1年間の平均労働時間がもっとも短いのはドイツの1356時間で、続いてフランス1514時間、イギリス1681時間などの順となっており、日本は1710時間でした。