先月の統一地方選挙で惨敗した最大野党「自由韓国党」が党の立て直しを進める非常対策委員長に国民大学名誉教授の金秉準(キム・ビョンジュン)氏(64)を内定しました。
自由韓国党の金聖泰(キム・ソンテ)代表権限代行は16日、記者会見で金秉準氏を非常対策委員長に内定したと発表しました。
17日に開かれる党の全国委員会で承認されれば、最終的に決定するということです。
金代表権限代行は、金秉準氏について、「いまわれわれに求められるのは、徹底した現実認識と熾烈な自己革新だ。非常対策委員会を率いる適任者だと判断した」と説明しています。
金秉準氏は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で大統領政策室長、副総理兼教育人的資源部長官を務めています。
朴槿恵(パク・クネ)前政権では、国務総理に指名されましたが、当時の野党だった「ともに民主党」の反発で撤回されました。