海洋水産部が18日、ソウルで第7回韓日中物流担当相会合を開きます。
韓国からは、姜俊錫(カン・ジュンソク)海洋水産部次官が首席代表として出席します。
ことしの会議では、急変する北東アジアの物流環境を踏まえた協力策や第4次産業革命など未来の物流をリードするための方策などが議論されることになります。
また、3か国の農水産食品の貿易量の増加にともなう生鮮物流ネットワークの活性化、中国が掲げる極東からヨーロッパに至る経済圏構想の「一帯一路」、韓国が掲げる「新北方・新南方政策」などが新たな実践課題として採択されます。
さらに、最近、世界的に注目を集めている自動運航船の研究など、韓国政府が提案した「運送技術の第4次産業革命に向けた韓日中共同の取り組み」が共同宣言に盛り込まれる予定です。
姜次官は、「韓半島情勢の安定にともなう北東アジアの平和ムードが、
3か国の交通・物流協力の強化に役立つと思う。
今回の会議が、北東アジアの物流の知能化・エコ化をリードする土台になることを期待する」と語りました。