韓国と北韓が南北を結ぶ京義線と東海線の合同点検日を決め、鉄道をめぐる南北の協力が10年ぶりに実現することになりました。
統一部は、19日、北韓が20日に東海線、24日に京義線の南北連結区間について合同で点検を行いたいと提案していると明らかにしました。
これに先立ち南北は、先月26日に鉄道協力分科会議を行い、今月中旬に京義線と東海線の南北連結区間について現場への立ち入り調査を合同で行うことで合意しています。
合同点検の対象となる区間は、東海線では、金剛山青年駅から軍事境界線までの区間、京義線では、開城駅から軍事境界線までの区間です。
南北はおよそ10年前の2007年末に、北韓の鉄道について実態調査を実施しており、北韓の鉄道合同調査が実行されれば、南北の鉄道についての協力が10年ぶりに実現することになります。