グループオーナー一家のパワハラ問題で非難を浴びた大韓航空が、国内外の主な企業について調べた企業の評判調査で最下位になりました。
市場調査機関のカンターTNSコリアが19日に発表した「企業評判管理報告書」によりますと、先月全国の3000人を対象に自動車、航空、IT分野の国内外の主な企業15社の評判を聞くオンラインアンケート調査を行った結果、大韓航空は、マイナス29点で最下位となりました。
評判の点数は、カンターTNSの企業評判診断モデルを利用して最低がマイナス50点から150点までの間で算出されました。
この結果、大韓航空は、調査対象の企業のうち唯一マイナスになり、具体的には好感度と信頼度の項目でポジティブな評価をした回答者はそれぞれ8%と9%に過ぎず、社会的責任の項目でポジティブな評価をした回答者は6%に過ぎませんでした。
大韓航空に対して批判的な立場の人の割合は59%で、擁護する人の5%より10倍以上も高くなりました。
大韓航空の競合会社であるアシアナ航空も34点で、国内企業の平均47点を下回りました。このアンケート調査が行われたのは、アシアナ航空で機内食の積み込みができないトラブルが浮き彫りになる前でした。