韓半島の東側で南北を結ぶ鉄道、東海（トンヘ）線の連結区間の共同点検を行うため、国土交通部の黄晟圭（ファン・ソンギュ）鉄道局長を団長とする代表団15人が20日、北韓入りしました。
共同点検が行われるのは、東海線の北韓側連結予定区間で、金剛山（クムガンサン）から軍事境界線までとなります。
24日には韓半島西の海、西海沿いの京義（キョンイ）線の連結予定区間の共同点検も実施します。
そして、点検の結果をもとに、駅舎周辺の整備や信号・通信の開設などを進めることにしています。
南北が鉄道をめぐって協力するのは現政権では初めてです。
政府は、「東海線と京義線の鉄道協力は、民族経済のバランスのとれた発展と共同繁栄を実現するうえで大きな意味がある」としています。