革新系野党「正義党」の魯会燦(ノ・フェチャン)院内代表が死亡し、国会は三つの交渉団体による体制に転換することになりました。
交渉団体は日本の国会における院内会派に相当し、20名以上の国会議員を有する政党、または団体を指します。
野党「平和党」と「正義党」は連帯して交渉団体「平和と正義」を構成していましたが、魯会燦院内代表が死亡したことで所属議員数が19人となり、交渉団体の要件を充たすことができなくなりました。
無所属議員を迎え入れるなどしなければ交渉団体登録が取り消されます。
国会は今後、与党「ともに民主党」と野党「自由韓国党」「正しい未来党」の3交渉団体の体制になります。
与党「ともに民主党」は改革立法などで野党との連携を必要としていますが、「平和と正義」の交渉団体登録が取り消されることになり、今後の対応が注目されています。