兵役期間を、現行より短かくする具体策が決まりました。
国防部が27日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に報告した「国防改革案」によりますと、陸軍と海兵隊の兵役期間は、現在の21か月から18か月に、海軍は23か月から20か月に、空軍は24か月から22か月になります。
兵役期間の短縮は、去年、入隊した兵士から段階的に適用し、陸軍の場合、2020年6月15日に入隊する兵士から完全適用となります。
兵役期間の短縮は、文大統領が大統領選挙で公約として掲げていました。
国防部は兵役期間を短縮しても、兵器の増強や職業軍人である下士官の補強などで補うことが可能だと説明しています。