北韓は先月27日にアメリカ兵の遺骨を返還、在韓米軍の烏山（オサン）空軍基地に移されましたが、1日午後にアメリカへの送還式が行われます。
送還式には、アメリカからヴィンセント・ ブルックス在韓米軍司令官、ハリス駐韓大使、韓国から宋永武（ソン・ヨンム）国防長官など、韓米の関係者500人余りが出席します。
送還式が終わったあと、遺骨はアメリカ空軍の輸送機でハワイのヒッカム空軍基地に運ばれる予定です。
ヒッカム空軍基地ではペンス副大統領が直接出迎えるということです。
遺骨の返還は米朝首脳会談で金正恩国務委員長がトランプ大統領に約束しました。
国連軍司令部の関係者は、「我々は故国に戻れずにいるアメリカ兵を決して忘れない。今後とも戦死者の捜索を続ける」としました。
北韓には推計5300人のアメリカ兵の遺骨が残されているとされています。