観光産業の活性化に力を入れている北韓が、外国人観光客に白頭山（ペクドゥサン）でのハイキングやキャンピングを許可し、話題となっています。
AP通信によりますと、北韓は最近、外国人観光客に白頭山でのハイキングやキャンピングを許可し、第1号としてオーストラリアとノルウェーから訪れた4人の男女観光客が18日、白頭山でのキャンピングを楽しんだということです。
この4人は、白頭山の頂上にあるカルデラ湖の天池（チョンジ）に登ったり、山の中腹にテントを張って、インスタントラーメンを調理して、北韓の案内員と一緒に食べたりして、5泊6日のキャンピング日程のうち、初日を送ったということです。
AP通信は、観光産業の発展に注力している北韓が、韓半島での登山専門旅行会社を韓国に設立したニュージーランドの登山家、シェパード氏の提案を受け入れ、白頭山でのハイキングやキャンピングを許可したと報じました。
しかし、アメリカが現在、自国民の北韓旅行を禁じているほか、国際社会の制裁が続いていることから、外国人観光客の大規模な誘致は難しいとみられます。