離散家族再会行事に同行した大韓赤十字社の朴庚緒(パク・ギョンソ)会長が、来月中に平壌を訪れる方向で北韓と調整中だと明らかにしました。
朴会長は21日、離散家族再会行事が行われている金剛山で記者団に対して、「来月中に平壌を訪れる方向で調整中だ。人道主義という赤十字の精神にもとづいて、南北協力事業について議論する」と述べました。
また、「来月予定されている南北首脳会談が非常に重要で、会談後、板門店宣言のようなメッセージが発表されれば、状況はかなり前向きに変わるだろう。来年からは目に見える様々な変化が現れるとみられる。そのような変化に赤十字社も一役買いたい」として意欲を示しました。
朴会長は、南北関係が改善すれば、韓国でも離散家族再会行事を開催する計画があるかという質問に対して、「もちろん」と答えました。