韓国とアメリカが大筋で合意している韓米FTAの見直し交渉について、韓国産業通商資源部の金鉉宗（キム・ヒョンジョン）通商交渉本部長が、来月署名する予定だと明らかにしました。
金本部長は、国会常任委員会で、韓米FTAの見直し交渉に関するアメリカ国内での手続きが今月13日に終わったため、来月あたり署名することになりそうだと報告しました。
署名が終われば、国会は、批准手続きに入りますが、アメリカでは批准がほぼ決まっているということです。
アメリカが自動車に関税を課せば、国会での批准は難しいという指摘に対して、金本部長は、「FTAの見直し交渉によってすでに解決した問題で、アメリカの通商拡大法232条にもとづく自動車などへの追加関税は、ほかの国をターゲットにしたものだ」と強調しました。