中国人観光客の増加傾向が続き、先月、韓国を訪れた外国人観光客の数は、去年の同じ期間に比べて24%増えました。
韓国観光公社が23日にまとめたところによりますと、ことし7月に韓国を訪れた外国人観光客数は125万4800人で、去年の同じ期間に比べて24.4%増えました。
このうち、中国人は、去年、韓国への団体旅行の禁止によって大幅に落ち込んでいたことから、ことしは増加傾向が続き、7月は、去年の同じ期間に比べて45.9%増えています。
中国旅行研究院によりますと、ことし前半に韓国を訪問した中国人は217万人で、去年の同じ期間に比べて52%増えています。
日本人観光客は、若い層を中心に近距離の海外旅行の需要が増えたことや、韓半島に平和ムードができつつあることなどから、ことし7月は去年の同じ期間に比べて35.1%増えました。
中国と日本を除いた中東などアジア諸国から韓国を訪れた人は13.0%増えました。
一方、ことし7月に海外に出かけた韓国人は249万5300人で、去年の同じ期間に比べて4.4%増えています。