アメリカのマティス国防長官が韓米合同軍事演習を再開する可能性を示唆したことについて、大統領府青瓦台の関係者は、非核化交渉の進展を見極めつつ、アメリカと協議して決めるべき問題だとしました。
青瓦台の報道官は29日の記者会見で、韓米合同軍事演習について、アメリカとの間で演習再開について協議したことはなく、アメリカ側から協議の要請もなかったとしました。
そのうえで、非核化交渉の進展を見ながらアメリカと協議していくべき問題で、韓米間の連携には何ら問題はないとしました。
また、非核化交渉が進展していないにもかかわらず、9月に南北首脳会談を行うのは問題があるとの指摘について、米朝の非核化交渉が停滞しているからこそ、南北首脳会談の必要性は増しているとしました。
マティス国防長官は28日、 今の時点ではさらに演習を中止する予定はない」と述べました。