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社会

中部の集中豪雨 2人死亡、181人避難

Write: 2018-08-30 14:52:19

中部の集中豪雨 2人死亡、181人避難

Photo : YONHAP News

28日から30日にかけて、発達した雨雲が韓国中部や北部を覆い、ソウル、京畿道(キョンギド)北部、江原道(カンウォンド)では、集中豪雨による大きな被害が出ました。
気象庁によりますと、28日から30日午前4時まで首都圏に降った雨の量は、高陽(コヤン)市で519ミリ、ソウル市道峰(トボン)区で489ミリ、議政府(ウィジョンブ)市で461.5ミリ、漣川(ヨンチョン)郡で448.5ミリ、金浦(キムポ)市で437.5ミリに上ったということです。
江原道鉄原(チョルウォン)郡では29日午前、1時間の雨量が113.5ミリを観測し、非公式な記録ではありますが、1時間雨量で過去最大となった台風15号が上陸した2002年8月の105.5ミリを超えました。
一方、行政安全部の中央災害安全対策本部などによりますと、今回の集中豪雨でこれまでに2人が死亡し、3人がけがを負ったということです。
また、全国で住宅合わせて117棟が浸水し、181人が避難しました。
ソウル、仁川(インチョン)、京畿道(キョンギド)の住宅と商店の浸水被害は、1941件出ています。
金浦空港では、国際線1便と国内線8便が欠航となり、仁川空港では、旅客機3便と貨物機1便が欠航しました。
気象庁は30日午前4時の時点で、首都圏や江原道に出していた豪雨注意報や警報をすべて解除しましたが、30日の夜から31日の午前にかけて忠清道(チュンチョンド)や全羅道(チョンラド)を中心に、1時間の雨量が最大で150ミリを超えるところもあるとしています。
気象庁は、「大雨で地盤が緩んでいるため、土砂崩れや浸水などさらなる被害への備えを徹底しなければならない」と呼びかけています。

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