韓日局長級協議が29日、東京で行われ、「韓日共同宣言」20周年記念行事などについて議論しました。
「韓日共同宣言」は、1998年10月に当時の金大中大統領と小渕恵三首相の首脳会談で採択されたもので、両国の未来志向の関係を重視するという内容や、小渕首相が過去の歴史に謝罪するという内容が盛り込まれています。
外交部によりますと、韓国外交部の金容吉(キム・ヨンギル)東北アジア局長は29日、日本外務省の金杉憲治アジア大洋州局長と東京で会談し、未来志向の韓日関係の発展策や韓日共同宣言20周年の活用策、過去の歴史問題など相互関心事について幅広く意見交換したということです。
韓日局長級協議は、ことし4月にソウルで開かれた韓日外相会談で、両国関係の未来志向の発展に向けて協力を強化するために発足させることで合意し、行われたものです。