文在寅（ムン・ジェイン）大統領が、30日、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ委員長からオリンピック勲章を授与されました。
大統領府青瓦台で開かれた授賞式で勲章を授与された文大統領は、バッハ委員長が平昌冬季オリンピックでの南北合同入場や合同チームを承認したことなどが南北関係の改善に大いに貢献したとし、感謝の意を述べました。
これについてバッハ委員長は、当初北韓の参加を導き出せるかどうかについて議論していたことがまだ記憶に新しいと述べるとともに、文大統領は勲章を受ける充分な資格があると称えました。
1975年に制定されたオリンピック勲章は、オリンピック運動に貢献した人にIOCが授与しており、韓国では元大統領の故金泳三氏、故金大中氏、李明博氏が受賞しています。