文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が53%と、就任以来もっとも低くなったのにともない、与党「ともに民主党」の支持率も下落したことがわかりました。
世論調査会社の「韓国ギャラップ」が28日から30日まで全国の成人男女1000人を対象にアンケート調査を行って、31日、結果を発表したところによりますと、文大統領の支持率は、前の週に比べて3ポイント下がって53%だったということです。
文大統領の支持率53%は、「韓国ギャラップ」の調査では、もっとも低いもので、前の週に続いて最低を更新しました。
支持しないという回答も、前の週に比べて5ポイント上昇して38%と、最高を更新しました。わからないは8%でした。
支持する理由については、「北韓との関係改善」が14%でもっとも多くなっていて、支持しない理由としては、「経済や国民生活にかかわる問題の解決が不十分」が41%でもっとも多くなっていました。
ともに民主党の支持率も下落し、前の週に比べて2ポイント下落して40%となりました。
続いて、最大野党の「自由韓国党」と「正義党」がそれぞれ12%、「正しい未来党」が7%の順でした。