果物の輸入額が去年、12億ドルを超え、これまででもっとも多かったことがわかりました。
関税庁が3日、公表したところによりますと、果物の輸入量は去年、83万4000トンで、金額では、12億4000万ドルに上ったということです。
10年前の2008年に比べて、重量は58%、金額は2.4倍に増え、これまでで最も多いものです。
ことしも、1月から7月までの輸入額が前の年の同じ期間に比べておよそ8％増えて、10億ドルとなり、増加を続けています。
品目別に見ますと、バナナの輸入額が全体の29％ともっとも多く、 続いてオレンジ、ぶどう、チェリーの順でした。
バナナの輸入額は、2008年に比べて2.4倍に増えていて、2006年以降トップを維持しています。
このほかに、アボカドは2008年に比べて15倍以上に、マンゴは8倍に増えました。