この4年間、飲酒運転による交通事故で2000人あまりが命を落とし、15万人あまりがけがをしたことがわかりました。
警察庁が4日、国会行政安全委員会に提出した国政監査の資料によりますと、2014年から去年までに発生した飲酒運転による交通事故は全国で合わせて8万7728件で、2095人が死亡し、15万3439人が負傷したということです。
警察の管轄区域別に見ますと、飲酒運転による交通事故がもっとも多かったのは、京畿南部で1万6273件、続いてソウル、忠清南道(チュンチョンナムド)、慶尚北道(キョンサンブクド)の順でした。
飲酒運転による交通事故で死亡した人は、2014年592人、2015年583人、2016年481人、去年439人と減少傾向にあります。
飲酒運転の摘発も、2014年25万1788人、2015年24万3100人、2016年22万6599人、去年20万5187人と減少しています。