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韓半島

核計画の申告 3段階に分けて

Write: 2018-09-06 13:35:27Update: 2018-09-06 13:45:22

核計画の申告 3段階に分けて

Photo : YONHAP News

北韓を訪問した文在寅大統領の特使団は、核計画の申告を3段階に分けて、それぞれの段階で安全保障措置を提供する方策を北韓側に提案したということです。
北韓の事情に詳しい消息筋によりますと、第1段階で、北韓が6週間以内にすべての核関連施設のリストを提出し、それに合わせて終戦を宣言をするというものです。
また、第2段階としては核物質に関するリストを提出し、第3段階として核弾頭全量を公開すれば、米朝連絡事務所の設置、制裁の緩和、平和協定に締結に向けた協議をスタートするというものです。
この消息筋は、すべての段階が終了するのは1年以内になるだろうとの見方を示しました。
こうした構想は、アメリカは非核化の具体的措置を、北韓は終戦宣言を求めている状況で、重要な妥協案になるものとみられます。ただ、核関連施設のリストを提出するのは非常に敏感な問題で、北韓がすんなり応じるという保証はありません。核施設の申告は、北韓としてはアメリカに攻撃対象地点の座標を提供するようなことだからです。
しかし、アメリカは核関連施設のリスト提出は非核化の最も重要な部分だとしています。
文在寅大統領は特使派遣前日にトランプ大統領と電話で会談しましたが、1時間近く会談が続いたのは、トランプ大統領の要求が多かったためだとされています。
一方、韓国政府は、ポンペイオ国務長官の平壌訪問が南北首脳会談前に実現するのが望ましいとしています。
米朝高官級会談が再開されれたあとに南北の首脳が会談すれば、北韓を説得するのがより容易になるからです。

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