ソウルにあるカトリックの聖地を回る「巡礼路」が、アジアでは初めて、ローマ法王庁が認定する国際巡礼路として選ばれました。
巡礼路宣言式は、14日、ソウル市中(チュン)区の西小門 (ソスムン)歴史公園で行われ、韓国カトリックの廉洙政(ヨム・スジョン)大司教や、ヴァチカンのスエレブ大使、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長らが出席して行われました。
ソウル巡礼路は、2014年にフランシスコ法王が韓国を訪問したのをきっかけに、韓国カトリック教会とソウル市がルートの選定と整備を進めてきたもので、カトリックの教えが入ってきて間もない19世紀に迫害された信者たちの処刑場や、カトリック系の学校や聖堂など24か所を回る3つのルート、合わせて44.1キロです。