アメリカのポンペイオ国務長官は14日、「ロシアが国連安保理決議による対北韓制裁の取り組みを損ねている」と非難し、北韓の非核化のためには制裁の着実な実行が必要だと改めて強調しました。
ポンペイオ国務長官は、14日、ワシントンで記者会見し、
「安保理では最近、北韓制裁の履行状況報告書を公表することにロシアが抵抗している」として、ポンペイオ長官は「報告書の修正は受け入れられない」と述べました。
そしてポンペイオ長官は、「トランプ大統領が、金正恩（キム・ジョンウン）委員長に完全な非核化が必要だと確信させるには、制裁こそが重要だ」と述べました。
一方、国連安全保障理事会は、17日、北韓制裁の履行についての緊急会合を開くことになりました。
この会合でロシアや中国がどのような立場を示すかが注目されます。