中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスに感染したことが今月8日、確認された男性が、完治の診断を受けました。
保健福祉部は18日、政府世宗(セジョン)庁舎で定例の会見を行い、 この男性について16日と17日に検査を行った結果、いずれも陰性だったため、一般病室に移す予定だと明らかにしました。
この男性と密接に接触したため隔離されている21人については、今月20日に検査を行い、陰性であることが確認されれば、22日午前0時に隔離を解除する方針です。
保健当局は、密接接触者全員の検査結果が陰性と判定されれば、感染症危機警報をレベルを引き下げる方針です。
この男性は、韓国の中小建設会社の役員で、先月16日から中東クウェートに出張し、今月6日夜、エミレーツ航空を利用して、ドバイ経由で、7日午後、帰国しました。