文在寅（ムン・ジェイン）大統領が今回の南北首脳会談のあと、アメリカのトランプ大統領と現地時間の24日、ニューヨークで会談することになりました。
大統領府青瓦台で広報を担当する尹永燦氏（ユン・ヨンチャン）国民疎通首席秘書官は19日、定例の会見で、韓米首脳会談が現地時間の24日、ニューヨークで開かれ、南北首脳会談の内容について話し合うことになりそうだと明らかにしました。
尹首席秘書官は、文大統領と金委員長が交わした話のうち、公開されていない内容も伝えられるだろうと付け加えました。
また、完全な非核化の実現については、その具体的な方策をアメリカ側と長い期間、緊密に協議してきていると強調しました。
北韓のいわゆる「いまの核」については、今後米朝間の対話の進展によって状況が変わると明らかにしました。
尹首席秘書官は、寧辺（ヨンビョン）の核施設は、北韓のもっとも実質的で象徴的な核施設だとしたうえで、「寧辺の核施設の不能化は、これから新たな核物質を生産したり、核兵器を開発したりする可能性を根元から断ち切るという意志の表明であるため、それ自体意味が大きい」と評価しました。