韓国は緑の気候基金のアジア太平洋地域グループ理事国に選出されました。
緑の気候基金は、開発途上国の温室効果ガス削減と気候変動の影響への対処を支援するため、気候変動に関する国際連合枠組条約に基づいた資金供与の運用を委託された基金です。
緑の気候基金が30日に公表した第3期アジア太平洋地域理事国の候補国に韓国が含まれ、他の地域の候補国選任が終わり次第、正式に理事国に確定します。
韓国が緑の気候基金の理事国に選ばれたのは初めてです。
韓国は2021年まで理事国として活動します。
アジア太平洋地域では中国、パキスタン、サウジアラビア、フィリピンなども理事国に選ばれる予定です。
理事国は、緑の気候基金の各地域グループ内で国家間の競争を経て全会一致方式で選ばれます。
韓国政府は理事国に選ばれたことについて、緑の気候基金運用にあたって発言権が強化されるだろうとしました。