親友の崔順実(チェ・スンシル)被告と共謀して大企業から多額の賄賂を受け取った収賄罪などに問われている朴槿恵(パク・クネ)前大統領の拘束期間が、大法院によって2か月延長されました。
朴槿恵(パク・クネ)前大統領は、ことし8月、ソウル高等裁判所で懲役25年罰金200億ウォンの判決を言い渡され、上告をあきらめましたが、 検察側が一部の主張が認められなかったことを不服として上告したため、朴槿恵被告は近く最終的な判断を受けることになっています。
朴前大統領の拘束期間は今月16日に満了を迎えますが、上告審の裁判が行われる間は、3回に渡って2か月ずつ、最長で6か月間拘束を延長することができ、延長が決まったものです。
朴前大統領の拘束は、2019年4月16日まで延長が可能です。
大法院は近く、朴前大統領の裁判を担当する、最高裁判事に相当する大法官と裁判部を決めることにしています。
一方、朴前大統領の親友、崔順実被告についても、先月28日、拘束期間の延長が決まりました。