核問題や米朝交渉を担当する北韓外務省の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官が、4日午前、平壌から中国の北京に到着しました。
崔善姫次官の今回の中国訪問は、アメリカのポンペイオ国務長官が7日に平壌を訪れるのを前に、友好国の中国と意見を交換するためとみられています。
崔次官が北京の首都空港に着いたとき、李容浩外相に付き添ってニューヨークの国連総会に出席していた北韓外務省国際機構局のリ・ドンイル副局長が空港に出向いて崔次官と話をしていたことから、今後の戦略などについて話し合った可能性が高いと思われます。
崔善姫次官は、ポンペイオ長官が7日に北韓を訪問する際、同行する予定のビーガン北韓担当特別代表と交渉するものとみられ、北京での動向が注目されます。