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政治

李明博元大統領に懲役15年 罰金130億ウォンの一審判決

Write: 2018-10-05 15:41:25

李明博元大統領に懲役15年 罰金130億ウォンの一審判決

Photo : YONHAP News

在職中に多額の賄賂を受け取ったとして収賄罪などで起訴されていた
李明博(イ・ミョンバク)元大統領に対して、ソウル中央地方裁判所は5日、懲役15年、罰金130億ウォンの判決を言い渡しました。
李明博被告は、1994年から自動車部品会社「ダース」を実質的に所有していましたが、この会社からおよそ350億ウォンを横領し、およそ31億ウォンの法人税を脱税した罪、そして「ダース」のアメリカでの訴訟費用およそ110億ウォンを三星電子に肩代わりさせたなどで収賄罪で起訴され、先月6日、懲役20年などを求刑されていました。
ソウル中央地方裁判所は5日午後、この事件の判決公判を開き、「李被告は、ダースの実質的な所有者であり、裏金の形成を指示した」として、合わせて245億ウォンの横領を認め、有罪としました。
また、「ダース」のアメリカでの訴訟費用を三星電子に肩代わりさせるなどの59億ウォンの収賄について、「李被告の在職中に三星グループの李健熙(イ・ゴンヒ)会長の恩赦が決まるなど、見返りとして受け取ったことが認められる」とするなど、問われた16の罪のうち7つを有罪と認め、 懲役15年、罰金130億ウォンを言い渡しました。
この判決公判はテレビ中継されましたが、公判に先立って李明博被告側は、「元大統領の判決公判を中継するのは、国の品格を損ねる」と反発し、李明博被告が欠席したまま、判決が言い渡されました。

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