国会で10日から20日間、国政監査が行われます。
今回の国政監査は、14の常任委員会によって合わせて753の政府機関を対象に、1年間執行された予算や進められた政策などについての質疑が行われます。
運営委員会、情報委員会、女性家族委員会の3つの兼任常任委員会による国政監査は、今月30日から来月7日まで別に行われます。
与野党は9日、国政監査に当たる方針をそれぞれ明らかにし、本格的な準備に入りました。
与党「ともに民主党」は、韓半島の非核化と恒久的な平和体制構築に向けた政府、与党の努力について評価をし受けたいとしています。
また、国民生活の向上や過去の弊害の清算、経済・社会革新に向けた改革など主な国政課題の成果を点検する生産的な国政監査にしたいとしています。
これに対して最大野党「自由韓国党」は、各種政策を進める過程で生じた副作用を浮き彫りにし、存在感を増したい考えで、「正しい未来党」は、現政権の無能、無謀、卑怯、不通、新たな弊害に焦点を合わせ、厳しい姿勢で監査に臨むとしています。
「民主平和党」と「正義党」は、国民生活や平和の成果を問うとしています。