トランプ大統領は9日、ヘイリー国連大使が今年限りで辞任すると発表しました。
トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスでヘイリー国連大使に会ったあと記者会見し、ヘイリー国連大使とともに多くの問題を解決したとしたうえで、ヘイリー大使は半年前から辞意を表明していて、辞意を受け入れることにしたと述べました。
後任には、パウエル元大統領副補佐官が検討されているということです。
北韓問題で強硬派とされているヘイリー国連大使はトランプ大統領の側近の1人で、国連の安全保障理事会で北韓への制裁議論をリードしてきました。
辞任の理由については明らかにされていませんが、米朝間の対話が進んでいることもあって、強硬派のヘイリー大使の役割が縮小しているのではないかとする見方もあります。