韓国銀行のまとめによりますと、今年第1四半期に銀行から住宅を担保に融資を受けた人のうち、信用ランキングが上位1~3等級の人が全体の57%を示しました。
2012年に比べて20%程度増え、一方で信用ランキングが低い人で銀行から融資を受けた人は減っています。
年齢別に見ますと、40代が30%で最も多く、50代が28%、30代が21%でした。
2008年9月にアメリカの投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことに端を発して多くの金融機関が倒産しましたが、当時、多くの金融機関は信用ランキングが低い人たちへの融資を抱えていました。
このため信用ランキングが上位の人への融資が多くを占めているのは望ましいことだとする見方もあります。
ただ、雇用事情は改善されず、所得は増えない中、信用ランキングが低い人たちの返済能力は制限されていて、 信用ランキングが低い人たちへの融資が減っているにしても、そのリスクを過小評価してはならないとの指摘もあります。