3年ぶりに韓国で発生した中東呼吸器症候群(MERS)が16日午前0時の時点で、公式に終息しました。
終息宣言はWHO=世界保健機関の基準にもとづくもので、WHOは、 患者がいなくなってからウイルスの最長潜伏期間の2倍に当たる4週間後に終息宣言を行うことができるとしています。
疾病管理本部は、先月8日に中東呼吸器症候群に感染した患者が確認されて以来、新たな患者が発生していないため、16日午前0時の時点で公式に終息すると明らかにしました。
先月8日に中東呼吸器症候群への感染が確認された、クウェート帰りの韓国人男性は、今月17日に完治判定を受けました。
また、疾病管理本部は先月22日0時の時点で、 感染症危機警報レベルを「注意」から「関心」に引き下げています。