ヨーロッパを歴訪中の安倍晋三首相は、東京の靖国神社で17日に秋季例大祭が始まったのに合わせて、祭具の真榊(まさかき)を奉納しました。
真榊は「内閣総理大臣」の名義で供えられました。
17日にA級戦犯14人が靖国神社に合祀されてからちょうど40年となります。
安倍首相は2012年12月に就任、翌2013年12月に靖国神社を参拝し、韓国や中国などの周辺国から強い批判を受けました。
その後は参拝はせず、祭具の真榊を奉納しています。
安倍首相がヨーロッパ歴訪中にもかかわらず真榊を奉納したのは、改憲作業を加速させる狙いがあるとの指摘もあります。