ソウル市は来年からQRコードを使用するタクシーのモバイル支払いシステムを導入することにしました。
QRコードはバーコードに比べて格納できる情報量が多く、QRコードを使用するモバイル支払いシステムでタクシー代を支払うと、利用距離や時間、料金、タクシーのナンバーなど、多様な情報がモバイル機器に格納されます。
このシステムで使用するQRコードは、利用距離や時間、料金などをリアルタイムで反映して新たに生成されます。
タクシー代は現金やクレジットカードなどで支払うことができますが、中国人観光客などの外国人観光客はクレジットカードによる支払いに慣れていないケースも多く、より簡単なモバイル機器を利用した支払いシステムを導入することにしたものです。
QRコードを使用すると利用距離や時間、料金などの情報が格納されることから、不当な料金の請求を防止する効果もあると期待されています。
ソウル市は来年から7万台余りのすべてのタクシーでQRコードを使用した支払いシステムを導入するとしています。