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社会

断続的な寒波と大雪 PM2.5の影響も

Write: 2018-10-24 14:01:27Update: 2018-10-24 14:22:45

断続的な寒波と大雪 PM2.5の影響も

今年の冬は断続的に寒波と大雪に見舞われる見通しです。
また、比較的気温が上昇する日は、中国発のPM2.5がか韓半島に影響を及ぼし、大気の質が悪化するものとみられます。
今年は北極海の氷が融け、北極海の海水面積が過去最大となりました。
氷は日差しを反射しますが、海水は氷に比べて太陽熱を多く吸収し、北極圏の気温は平年より10度以上高くなりました。
北極圏の気温が上昇するとジェット気流が弱まり、大気の流れが停滞して、異常気象現象が現れる可能性が高まります。
気象庁は、11月末から北極圏の寒気が韓半島まで南下し、強力な寒波に見舞われる可能性があるとしました。
一方で、東太平洋の水温が上昇するエルニーニョ現象が本格的に発達し、今年の冬にピークに達する見通しです。
エルニーニョ現象で韓半島周辺に高温多湿な南西風が流れ込み、北極圏から押し寄せた寒気とぶつかって、大雪を降らせる可能性も高まっています。
また、南西風で中国発のPM2.5が韓半島に流入する可能性も高まっています。
国内の研究グループが過去30年間のエルニーニョ現象とPM2.5の相関関係を分析した結果、エルニーニョ現象が発達するとPM2.5の濃度は20%ほど高くなりました。
今年の冬は、寒波と大雪が断続的に続き、気温が上昇する日は中国発のPM2.5の影響を強く受けるものとみられます。

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