人類の福祉や国際平和に貢献した個人や団体に贈られる「ソウル平和賞」の14回目の受賞者に、インドのモディ首相が選ばれました。
現職の首脳が受賞者に選ばれたのは2014年のドイツのメルケル首相に続いて2人目です。
ソウル平和賞文化財団は選定の理由について、
「インド国民の生活を改善させただけでなく、各国との経済協力を通じて人類の福祉増進と世界平和に寄与し、活発な外交を通じて国際協力を後押しすることでアジア・太平洋地域の安定に大きく貢献した」と説明しました。
モディ氏には賞金20万ドル、およそ2200万円が贈られます。
ソウル平和賞は1990年に当時のサマランチ国際オリンピック委員会会長が初の受賞者に選ばれ、これまで元国連難民高等弁務官の緒方貞子氏や潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長らが受賞しています。