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社会

ろうそく集会2周年 「文政権に失望」

Write: 2018-10-25 11:29:27

ろうそく集会2周年 「文政権に失望」

Photo : YONHAP News

親友による国政介入事件を招いた朴槿恵(パク・クネ)前政権の退陣を求める市民らによる「ろうそく集会」が初開催から2年を迎えることから、27日、ソウル中心部の光化門(クァンファムン)広場では、2周年を記念する大規模な集会が開かれることになりました。
「朴槿恵退陣ろうそく集会2周年組織委員会」が24日、発表したところによりますと、27日、光化門広場で大規模な記念集会を開くということです。
組織委員会は、「ろうそく集会以降、韓国社会全般で続いてきた抑圧の暴露や抵抗が行われたが、われわれは依然として新たな社会への道に立ちはだかっている数々の弊害に直面している。清算されていない長年の弊害の勢力が国会、政府、社会内で民意を否定し、ゆがめている」と指摘しました。
また、「ろうそく集会の力によって誕生したと自ら名乗っているいまの政権にも、やはり失望を禁じ得ない」と批判しました。
いまの政権について、▲ アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の発射台のさらなる配置 ▲ 旧日本軍慰安婦問題をめぐる韓日合意が破棄されていないことや日本政府が拠出した10億円が返還されていないこと ▲ 三星電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の釈放 ▲ インターネット銀行や、地域別産業育成に向けた規制緩和を盛り込んだ規制フリーゾーン特別法の成立などを失望の理由として挙げました。
組織委員会は、「いまの現実は、ろうそく集会の主役の国民が、再び民意の実現のために闘争することを求めている」と強調しました。
ろうそく集会は、朴槿恵氏の不正が明らかになった直後のおととし10月29日から20週にわたり毎週開かれたあと、さらに3回行われ、あわせて23回の参加人数は、集会のメイン会場となっていた光化門の集会だけで1423万5000人、地方の集会を含めると1685万2360人だったと推計されています。
ろうそく集会は参加者の多さに加え、暴力的行動や事故がなく平和的に行われたことでも話題を集めました。

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