北韓の朝鮮軍縮平和研究所のソン・イルヒョク副所長が、全世界の国防閣僚たちに向けて、韓半島非核化は北韓だけでなく韓国も含まれる包括的な概念であり、韓半島平和のためには終戦宣言が必要だと主張しました。
ソン副所長は、25日、北京で開かれた第8回「韓半島安全情勢」セッションに出席し、「韓半島の非核化は韓半島全体の非核化を指すものである。これは南北がともに非核化を実現すべきだという意味である」と述べました。
ソン副所長は、「韓半島非核化の実現は、韓国、北韓、アメリカを含む関連国を通じて解決すべきである。特に北韓とアメリカがとても重要だ」と述べました。
また、ソン副所長は、「韓半島は1953年戦争が終わった後平和協定が締結されておらず、事実上戦争が続いている状態である。このような非正常な状況を終わらせるためには必ず先に終戦協定を締結したうえで平和協定を結ぶべきだ」と主張しました。