これまで内需と輸出を支えてきた自動車産業で不振が続いています。
韓国の完成車業界トップ、現代自動車の主力セダン「ソナタ」は、新車が発売された2014年をピークに生産、販売、輸出がともに減少を続けています。ことしの累積販売量も、去年に比べて16%減少しました。
このため、現代自動車のことし7月から9月期の営業利益は、80%ほど減少しました。
韓国GM=ゼネラルモーターズも、ことし1兆ウォン台の赤字が見こまれ、双竜(サンヨン)自動車も、7四半期連続の赤字が予想されています。
韓国の自動車メーカーはことし9月の時点で、生産で8.4%、内需で3.4%、輸出で9%以上減少しています。
なかでも、輸出の不振が目立ち、韓国の自動車の輸出の3分の1を占めているアメリカ市場だけで、ことし1月から3月期のシェアが7.8%と、2015年に比べて2.6ポイント減っています。全体の輸出に占める自動車の割合は2年前にはほぼ14%だったものが、ことし上半期には7%台に下落し、順位も5位に下がっています。この影響で、協力会社を含む自動車業界全体の雇用はこの2年間、9000人あまりが減少しました。