旧日本軍慰安婦の被害者だったハ・ジョムヨンさんが26日、老衰のため亡くなりました。97歳でした。
ハさんは15歳だった1936年から、台湾や中国、インドネシアなどに連れて行かれ、慰安婦としての生活を強いられました。
1946年に帰国し、2016年5月から京畿道(キョンギド)広州(クァンジュ)市にある慰安婦被害者の施設「ナヌムの家」で暮らしてきました。
これで、韓国政府に登録された慰安婦被害者240人のうち生存者は、27人になりました。
生存者はことし7月1日、被害者1人が死去し、27人になっていましたが、同じ月に新たに1人が認定され、政府に登録された慰安婦被害者数が239人から240人に増えました。