数か月間仕事を探しているにもかかわらず、就職することができなかった長期失業者の数が、ここ19年間でもっとも多くなっていることがわかりました。
統計庁によりますと、ことし1月から9月までの間、失業者数は合わせて111万7000人に上り、現在と同じ方式で統計を取り始めた1999年以来もっとも多い数値となりました。
なかでも、就職活動の期間が6か月以上になっている失業者の数は、月平均で15万2000人に上り、1999年6月以来もっとも多かったということです。
また、ことし1月から9月までの間、就職を諦めた人の数は月平均で51万6000人に上り、去年の同じ期間に比べて3万1000人増加しています。
現在と同じ方式で統計を取り始めた2014年以来もっとも多い数値です。
一方、ことし1月から9月までの間、職場で失業保険に入っていた人が仕事を辞め、就職活動をする際にもらえる失業給付の支給額は合わせて5兆377億ウォンに上り、去年の同じ期間に比べて23.1%増加しています。